この記事で紹介したLet’s note CF-NX3について、電源アダプタが大きくて持ち運びがめんどくさいのと、最近流行りのUSB-PD充電のノートPCに憧れて、Googleさんに聞いたところ、機種は違うが2例発見した。
こちらの方は、USB-PDのトリガーデバイスをAliExpressで調達し、15Vを供給しています。
こちらの方は、トリガーデバイスとしてSurfaceのUSB-PD-マグネット充電アダプタを利用しています。今回の記事では、この方のやり方を基に作業をしていきます。
以下、参考程度としてお読みください。試す際は自己責任でお願いします。
買った物
USB-PDトリガーデバイス
送料無料で安い!(記事公開時点で411円+配送料105円)
「surface connect to usb c」で検索すれば出てきます。
マル信無線電機 MP-137H DCプラグφ2.5(ロング8角)
NXシリーズはDCが深いので、ロングじゃないと入りませんでした。上記のお2人はSXなので、SXを使っている人はL型のほうが省スペースになると思います。
作ってみよう
Surfaceのアダプタを分解
分解にかなり苦労しましたが、Surfaceとの接続部分をマイナスドライバーでいじれば外れます。
左方から伸びている赤と黒のケーブルを、半田吸い取り機とかで外します。
プラグを接続
テスターでみたところ、赤が+、黒がーだったので、赤を短い方(内側)黒を長い方(外側)に半田付けします。かなり汚いのですが、テスターで導通チェックをしながらショートしてないかも確認しましょう。
試しに繋いでみたところ、きちんと給電されたので、プラグの外装をつけます。
ショートが怖かったので、マスキングテープ(ビニールテープがなかったので)とグルーガンで簡単に絶縁しました。
完成
バッテリー無しで起動したところ、CPU-ZのBenchもきちんと動作しました。
ちなみに、使用しているUSB-C充電器は、最近でてきた窒化ガリウム(GaN)の61Wアダプタです。
また、RAVのPDアダプタを検証している方がいらっしゃるので、ついでに紹介します。
まとめ
16Vの電源を15Vで賄えるというのは驚きました。まあ+-10%と考えると、許容範囲なのかな?と思いますが、私はド文系なので自己責任でお願いします。
バッテリー無しだと負荷をかけても2.0Aくらいを推移していますが、バッテリーを付け充電しながらだと3.5Aを越えることがあり、PDアダプタの仕様である15V3Aを越えるので、ちょっと怖いかなと思います。
まあ、何かあったら、毎週自動でバックアップしているし、中古で安く買ったやつということで勉強料として考えます。