就活で、持ち歩き用のノートPCがほしかったのですが、手持ちのノートPCはThinkPad E560とかなり重量級(しかもRadeonが乗っかってる)なので、PanasonicのLet’s Noteを中古販売しているBe-Stock!から中古のLet’s Noteを購入しました。
SSDが120GBのモデルを購入したのですが、リカバリ領域を保持しながらOffice 365を入れるとかなり容量がきつかったので、価格.comで安いSSDを買って差し替えようと思ったところ、一部不具合が発生したので、備忘録です。
購入品紹介
Panasonic Let’s Note CF-NX3
このモデルの、SSD120GBモデルを購入しました。購入時の価格は25,800円(2018/10/29時点)。
Windows7 Proプリインストールモデルだったので、Windows10アップグレードプログラムを使用し、Win10にしました。
2020/02/27現在、Windows7Home/ProプリインのPCは、無償でWindows10にアップグレードできるようです。
CFD販売 CSSD-S6B240CG3VX
余談ですが、SSDを選ぶ基準として、以下の2点をチェックしています。
- NANDタイプ
- TBW・MTBF(平均故障間隔)の記載の有無
NANDタイプについては、以下のサイトが詳しく説明しています。
別に、データセンターみたいなヘビーな使い方はしないし、毎週バックアップをするので、個人ならQLCで良いと思います。
TBW・MTBFについて、SSDは消耗品(HDDも、PCは全てのパーツが消耗品)のため、いつかは使えなくなる日が来ます。特にTBWやMTBFが仕様に記載されていない製品は、信頼性というかきちんと使い続けられるのか不安です(個人の意見です)。
そのため、きちんとTBW・MTBFを記載しているメーカー(WD、Lexar、Trancendとか、名の知れてるメーカーはきちんと記載している)の中で比較・検討が大切と考えています。
TBWとは書き込める総量をあらわす単位です。
SSDメモ: TBW の意味
たとえば 60TBW とは 60TB 書き込めるという意味です。
つまり 60TBW のSSDに、毎日 1TB 書き込むと 60日 で寿命に到達するという計算になります。
毎日の書き込みが100GBなら600日、10GBなら6000日(16.4年)が寿命という計算になります。
SSDの換装
こちらのページでしっかりと説明がされています。
「その3」で紹介されているスタートアップ修復が、何度行っても正常に終了しないところからこの問題は始まりました…
なお、EaseUS Todo Backupは、無料版でもネットワーク上のドライブに保存できるので、かなりおすすめのソフトです。
WindowsのHomeエディションは、バックアップ先をネットワークデバイスに設定することができません。
なので、リビングで使用しているHomeなPCのバックアップのために、EaseUS Todo Backupが使えると思います。
発生したエラー
- OSの設定から回復オプションを起動できない(解決済)
(BIOS設定画面に遷移できない、障害時に回復オプションが起動できない) - OS標準のバックアップがエラーコード0x80080005で開始できない(未解決)
原因
WindowsのMSR領域、回復領域が正常でなかった
このサイトにMSR領域について書かれていますが、クリーンインストールをした場合のWindowsの標準的なパーティーション構成は、以下の画像のようになります。
また、メーカー製PCの場合は、回復領域の前に8~15GBのリカバリー領域が存在しています。
換装前からかわかりませんが、上の画像中の529MB、99MBの中身(もしくはパーティーション分割方法とか何か)がおかしくなっていると考えました。
ちなみに、特に換装後に起きやすい回復→詳細オプションの復旧方法であるreagentcは試しました。
対応策
MSR・回復領域を再インストール
上記の手順でEaseUS Todo Backupを使い、上で紹介したreagentcで回復パーティションを再設定すると、回復→詳細オプションが表示されるようになりました。
EaseUS Todo Backup Freeで代用
詳しい使い方は割愛しますが、Windows標準のバックアップより高機能なソフトがあるので、十分代用できます。(中国企業で信頼性は低い気もするが…)
以下のサイトが詳しく書かれています。
最新版は画面が違うので、こちらも参考にすると良いです。
まとめ
MBR(BIOS)からGPT(UEFI)に変わったことで、技術的な制約が多く、互換性等の問題が多く見受けられるようになりました。
大切なファイルを失わないよう、日々のバックアップを怠らないようにしてください。
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